ランチェスター戦略についての理論

ランチェスター戦略についての理論

ランチェスター戦略はランチェスター経営をするにあたって欠かせないものになります。
ランチェスター経営の戦略とは、第一法則として弱者の戦略、第二法則として強者の戦略が有ります。
強者と言うのはランチェスター経営においては市場地位が1位である企業の事を示し、それ以外、たとえばどんなに地位が高くても2位立ち寄りであっても弱者であるとしています。
市場地位と言うのは企業の大きさや規模で仕上がるものではありません。
地域単位、商品単位、流通単位、顧客単位として捉えていくので市場によっては地位が変わる事もあるのです。
強者とくらい者の市場における戦い方は全然違います。
強者は同質化という戦略を奪い取り、弱者は差別化をするという戦略を取ります。
次にマーケットシェアに関する理論ですが、マーケットシェアにおいて市場地位は確立します。
ランチェスター経営を考えた田岡先生は何パーセントシェアを取れば良いのかという値を導き出しています。
自分の市場地位が如何程なのか、シェア率はどの位なのか、どの時期に如何程シェアを伸ばせるのか、目標設定として活用していく事になります。
そうしてその目標設定は2位を激しく引き離した1位になる事にあるのです。
これはランチェスター戦略におけるナンバーワン主義というルールになります。
弱者は事業を解体して勝ちやすい分野で設定してワンポイント集中主義というルールを適用します。
最後のルールとしては足下の敵(そっかのてき)という攻撃をする事です。
自分達の企業が1位になる為には今いる地位より足下の地位にいる企業の売り上げを奪う事にあります。
これにより自分達はのぼり、足下の企業は大きく引き離される事になります。

 

 

 

ランチェスター戦略の体系について

ランチェスター戦略についての理論

 

大きな企業では本社側で全社レベルでの販売戦略を立案するのが大体ですよね。
なのでランチェスター戦略を取り入れている所が多い様です。
ただしその戦略を真に扱うのは本社ではなく各営業所の場合が多いです。
ランチェスター戦略、ランチェスター経営とか色んな理論や経営方針は大体が本社が考案して現場が実践するという体系になっているというのです。
そう言う事から考えると、ランチェスター経営が成功するカギはランチェスター戦略を現場単位に感じる必要が在るという事になります。
どうしてそんな事が必要なのかと言うと、商品や地域、顧客、流通によってシェア率も順位も代わり強者になったり弱者になったりします。
つまり著しい企業だからと言って必ず強者に生まれ変われるのかと言うとそんな訳ではないのです。
戦略を立てる際には現場単位で市場地位を見極めると共に、その地位に沿って戦略を考案し実践させる事が大切となります。
つまりおんなじ企業であっても現場によっては強者の現場、弱者の現場があるので現場単位に戦略自体を臨みなくてはならないという事なのです。
1970年代以降になると今までの戦略を切り替えてランチェスター戦略を取り入れる企業が目立ち現場単位で実践されてきました。
それだからこそブランチの戦略とか、汗臭い戦略とかランチェスター戦略が言われているのです。
戦略も多々有り、適材適所で取り入れていかないとランチェスター経営を成功させる事が出来ないという事なのでしょう。

 

 

 

ランチェスター【第一の法則】

ランチェスター戦略についての理論

 

「第一の法則」あるいは「一騎打ちの法則」という法則がランチェスター法則として有ります。
そういった法則を取り入れてランチェスター経営を実践している企業はたくさん有ります。
昔のトヨタと日産における販売競争が良い例かもしれません。
車産業においてこの2社で全体の75%以上を押さえてしまう事で、この2社で集中的に競争が起きる様になります。
これで一騎打ちの法則になってしまいます。
まずはこの法則はどういうものかと言うと、一対一でお互いに狙い撃ちを通していくという戦い方になります。

 

 

【第一の法則の式】Mo-M=E(No-N)
【それぞれの意味】Mo・・・味方の初期の兵力数
M ・・・味方の残りの兵力数
No・・・敵の初期の兵力数
N ・・・敵の残りの兵力数
E ・・・武器の性能の割合比(交換比)

 

これを掻い摘んで話すと、張り合う武器の性能がとも同じであるとすれば、初期兵力数が少ない方が負けるという式になるそうです。
この法則によって勝利し続けたのがあの豊臣秀吉だったとも言われています。
その昔、相手の兵力数の方が多い場合は和睦を至急して自分達の兵力数を決める事に専念しました。
敵が一人でも多い場合は戦いをしなかったともいわれています。
そうする事で海千山千を通していたと言います。
無論そればかりで該当する訳では有りません。
色んな武器が有りますから兵力数だけでどうにかなるものではありませんが、そういった教えを続ける事で企業においてもランチェスター経営で成功する事が出来るのではないかと思うのです。

 

 

 

ランチェスター【第二の法則】

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「第二の法則」ないしは「集中効果の法則」もしくは「強者の法則」という法則がランチェスター経営戦略にて法則が取り込まれています。
まずはこの法則は果してどんな法則なのでしょうか。

 

分かりやすく言うと、1軍が3人いたとします。
2軍が2人いたとします。
両軍ともおんなじ武器を使っているので戦力的には同じだとします。
こんな場合どんな様な状況になるかと言うと、これは第一の法則(弱者の法則)とは全然違うものになります。
1軍は2軍の2人から1/3ずつ3人で攻撃を受けます。
そうして2軍は1軍の3人から1/2ずつ2人で攻撃を受けます。
これにより比重的に2軍の方の損害が大きくなります。

 

次に1軍が16人、2軍が4人だとします。
普通に考えたら1軍が圧倒的に有利なのですが、持ち歩いている武器で1軍の4倍の性能が有る武器を2軍が持ち歩いているからにはどうでしょう。
2人で4倍の武器を持つのですから16人分の勢力が有るという事になり、お互いの軍が同じ損害を受ける様な形になります。
そういった事から第二の法則について考えてみると、もの量や商品の価値や性能が至って重要である事がお分かりいただけます。
つまり第一の法則に寡占状態が該当する事になりますが、力が分散していると第二の法則の方に該当する様になります。
これで占拠率、つまりランチェスター経営戦略においてはシェア率が良い方が有利になるという事になるのです。
ですから弱者はこれに対して事業合同等力を合わせる必要、つまり統合や合併をする必要が出てくるという訳です。